新着
新アリーナ建設を巡って市議会と対立する愛知・豊橋市の長坂尚登市長 「地方自治法に違反する」と愛知・大村秀章知事に申し立てるも棄却

03.31(月)20:08
新アリーナ建設で対立する市長と議会。市長の申し立てが棄却されました。
【写真を見る】新アリーナ建設を巡って市議会と対立する愛知・豊橋市の長坂尚登市長 「地方自治法に違反する」と愛知・大村秀章知事に申し立てるも棄却
愛知県豊橋市の新アリーナ建設を巡っては、契約解除を目指す長坂尚登市長と、計画推進派が多数を占める市議会が対立しています。
市議会は「契約解除には議会の議決が必要」とする条例を可決しましたが、長坂市長は「議会の権限を超え、地方自治法に違反している」として条例の取り消しを求めて2月、愛知県の大村秀章知事に審査を申し立てました。
大村知事は3月31日、専門家の助言に基づいて裁定を下し、「条例案に関する審理や手続きは適正に行われていて、法令に違反するとまではいえない」として申し立てを棄却しました。
裁定が不服なら長坂市長は司法の判断を求め提訴できますが、「主張が認められず残念です。内容を精査し、今後の対応を検討します」とコメントしています。