竹の木陰にたたずむニワトリが描かれた大きな花瓶。明治中期以降につくられたとみられる七宝焼の作品です。 尾張地方から東西に広まった七宝焼を紹介する企画展が、9月19日から名古屋市東区の横山美術館で始まりました。 中には銅の素材に銀ぱくを張る技法でつくられていて、激しい水の流れやコイを大胆に表現した花瓶も。また名古屋の安藤七宝店が明治から昭和にかけて手掛けた作品も並んでいます。 企画展は、12月21日まで開かれています。