三重県四日市市で浸水被害の地下駐車場　市が公共事業として復旧へ

9月の記録的な大雨で浸水被害にあった三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」について、市が公共事業として復旧させる方針を明らかにしました。

　四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」は、9月12日夜の記録的な大雨で、計274台の車が水につかりました。

　市は、7日に開かれた市議会の議員説明会で、「くすの木パーキング」の第三セクターの所有部分を取得し、公共事業として復旧させる方針を明らかにしました。

　運営する第三セクターは、資金や人的資源の面で復旧整備の対応が難しいとし、早期復旧に向けた対策を検討するよう市に求めていました。

　市は11月議会での施設の取得に関する議案の提出に向けて、取得の条件などについて協議を進める予定です。