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煙で燻した独特の香りと旨み凝縮 カツオの生節づくりが三重県紀北町で最盛期

05.11(日)12:15
三重県紀北町で特産のカツオの生節づくりが最盛期を迎えています。
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遠火でじっくりと時間をかけて燻しているのは漁師町伝統の保存食で、そのままほぐして食べるのが特徴の「カツオの生節」です。
紀北町長島の老舗上保商店では今が生節作りの最盛期で、加工場では手際よく三枚おろしにした新鮮なカツオを40分ほど釜茹でし、丁寧に小骨を取り除いていきます。
その後、樫の木を燃やした煙でキツネ色になるまでじっくりと燻せば独特の香りとカツオの旨みが凝縮された生節ができあがります。
生節は全国に向けて出荷され、1本800円ほどで販売されるということです。