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2500人以上の若者らが犠牲「豊川海軍工廠空襲」から80年 愛知・豊川市で平和祈念式典

08.07(木)17:00
2500人以上が犠牲となった空襲から80年。愛知県豊川市で、平和祈念式典が開かれました。
豊川市にあった兵器工場「豊川海軍工廠」は80年前の8月7日、アメリカ軍の空襲を受け、学徒動員されていた10代の若者など2500人以上が犠牲となりました。
式典は市が「平和都市」を宣言した1995年から毎年開かれているもので、1250人が参列しました。
「この地で起こった悲しい出来事の記憶が風化しないよう、平和の大切さを語り継いでいかなければならない」(豊川市 竹本幸夫 市長)
また豊川高校の演劇部の生徒が、豊川海軍工廠の空襲を題材とした劇を上演し、戦争の悲惨さや平和への願いを訴えました。