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南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」では「鉄道の運休」「イベントの休止」求めず ガイドライン改訂

08.07(木)19:08
南海トラフ地震の「臨時情報」が発表された際に、自治体や事業者がとるべき対応を示した「ガイドライン」が改訂されました。

南海トラフ地震の臨時情報は、2024年8月8日に九州の日向灘で地震が発生した際、「巨大地震注意」が初めて発表されました。
このとき三重県紀北町では一部の海水浴場が閉鎖され、東海道新幹線は一部の区間で速度を落として運転しました。
防災対応を巡って混乱が生じたため、改善策をまとめ、ガイドラインが改訂されました。
新たなガイドラインでは「巨大地震注意」が発表されても鉄道事業者に運休、徐行などの対応を求めないとしています。
イベントについても「できる限り継続することが望ましい」としています。
ガイドラインでは、住民や事業者に対して「臨時情報が発表された時の対応は、あらかじめ決めておくことが極めて有効」としています。