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架空の落雷事故で共済金を詐取 職員を懲戒解雇 三重県農業共済組合

08.07(木)18:04
三重県農業共済組合で40代の男性職員が、住宅で落雷事故があったという、うその書類を作成して、建物共済金およそ255万円をだまし取っていました。共済組合が発表しました。

三重県農業共済組合によりますと、40代の課長級の男性職員は、おととしから去年にかけて、実際には住宅がない場所にも関わらず、住宅で落雷事故があったとする建物共済に関する架空取引を2件行い、うその書類を作成して、建物共済金計約255万円をだまし取りました。
今年7月にもうその書類を作成して、建物共済金約136万円を請求しようとしたところ別の職員が書類に不審な点を見つけ調査を行ったことから架空請求が発覚しました。
男性職員は7月31日付で懲戒解雇されていて、だましとった金は全額弁済したということです。
三重県農業共済組合は警察に刑事告訴していて、「内部管理体制の強化と役職員のコンプライアンス意識の向上に取り組む」としています。