県外から追悼に訪れる人も… 名古屋港水族館の人気者 国内唯一のオスのシャチ「アース」死ぬ

名古屋港水族館の人気者が、天国へ。

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名古屋港水族館の人気者だった国内唯一のオスのシャチ「アース」がきのう未明に死にました。16歳でした。

体長が6メートルを超え、国内で最も大きいシャチとしても知られましたが、アースが天国に旅立ったことで、名古屋港水族館のシャチはメスの「リン」のみになりました。

夏休み中の名古屋港水族館には、多くの人たちが訪れていて、きのうから設置された献花台に花を手向け、人気者の死を悼みました。

（安城市から訪れたファン）
「年パスを持っていて月に1回ぐらい来ていたので、いなくなってさみしいなと思います」
（奈良県から訪れたファン）
「シャチが大好きで死んじゃったって一報を見た瞬間から、遠方なんですけどいてもたってもいられずに来ました。『今までありがとう。よく頑張ったね』と伝えたいです」

10年前、千葉県の鴨川シーワールドから無償レンタルでやってきた「アース」。
その後、名古屋港水族館が4億8000万円で買い取りました。

誕生日には、多くのファンがお祝いに駆け付け、名古屋港水族館を代表する人気者として親しまれてきました。

多くの人々に愛された「アース」。献花台は今月17日まで設けられています。