奥が深い「ミニチュア模型」の世界 本物と見間違えるほど精巧に作られた「超絶な技」を堪能

ミニチュア模型の作品が一堂に会し展示されているイベント「ミニチュア写真の世界展 2025 in 名古屋」が5月24日(土)から6月29日(日)まで、「TODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA」(名古屋中区・新栄)で開催されています。46組のクリエーターによる精巧なミニチュア作品を展示。その作品の一部を見せてもらいました。

会場には、中華料理店やテレビ、ピザ窯といったミニチュアアートの写真が飾られています。まるで私たちの身の回りに実在するものを写真で切り取ったかのよう! そんなミニチュア作品の世界に没入できるイベントです。
今回の「ミニチュア写真の世界展 2025 in 名古屋」に出展しているミニチュアアートクリエーターの西美加子。さんに話を聞きました。
ベーグルにカプレーゼ…素敵な「デリカショップ」が登場

――西さんの作品は、どういったものなのでしょうか。
西美加子。さん:
「1階がデリカテッセンのカフェ、2階はキッチン雑貨が並ぶ『デリカショップ』をコンセプトに作りました」
カメラでその中をのぞいてみると、おいしそうなデリがずらりと並んでいます。中にはベーグルやカプレーゼなどもお目見え。ミニチュアは手の小指の爪よりも小さいサイズで、とてもリアルに作られています。
――このデリは何種類くらいあるのでしょうか。
「約50種類のお惣菜が並んでいます」

そして今回は特別に、西さんのレクチャーのもと、平賀吏桜アナウンサーがミニチュアアートづくりに挑戦! クマが上にのったフラッペを完成させます。
西さん:
「土台はレジンであるとか、ミニチュアはフルーツで作ってあります。平賀さんには、1番大事なクマさんの顔の部分を作っていただきたいと思います」

ミニチュアのパーツは、土台となるフラッペと、耳、顔、目、鼻、口、手。作り方は、土台となるフラッペの上に接着剤を付けて、クマの顔の部分をのせたりピンセットを使用したり。鼻になるパーツ付けをしたりしながら仕上げていくといいます。
しかし作業途中で中継終了時間がきてしまいタイムアップ! 完成させることはできませんでした……。
この「TODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA」は、6月29日(日)まで開催されています。ぜひ、ミニチュアの世界をのぞいてみてください。