
侍ジャパンの強化試合にドラゴンズから4人が選出 アピールに成功したのは?【教えて矢野さん】

来年3月に開催されるWBCに向けて、侍ジャパンが韓国との強化試合を行いました。ドラゴンズからも、4人の選手が選ばれていました。選ばれる可能性が高いのは?矢野燿大さんに解説してもらいました。

侍ジャパンに選出されたのは、岡林勇希選手、金丸夢斗投手、松山晋也投手、高橋宏斗投手の4人です。
それぞれの結果をまとめています。
岡林選手は15日、1番センターでスタメン出場。ただ5打数ノーヒットと快音は響きませんでした。
金丸投手、松山投手、高橋投手のピッチャー陣3人は16日に登板。
まず金丸投手は先発、3回3失点。
松山投手は5回に登板して、1回無失点ピッチング。
高橋投手は2回2失点という結果になりました。
松山投手が選ばれる可能性は?

Q.松山投手が素晴らしいピッチングを披露してくれたが
「今シリーズのタイトルもとりましたから、そういうところで自信を持って投げていたなというのと、日の丸のユニフォームを着るとテンションも上がりますし、普段の状態ではなかなか投げにくい中でも、いつも通りの投球ができていた。(いつもと)ボールも違うし、ピッチクロークとか、色々なことが初めてだったと思うが、それも経験できたというのは、来季に向けてすごく大きい経験ができたんじゃないかと思います」(矢野燿大さん)
Q.WBC本選メンバーの30人に松山投手が選ばれる可能性は
「僕は選ばれると思っています。しかも勝ちパターンの中で、松山投手が入ってくると思う。それぐらいの評価はされてもおかしくない。気持ちを込めた投球は、周りに与える影響もある、鼓舞できるとか、そういうものが松山投手にあるような気がするので、僕なら選びたい選手ですね」(矢野さん)
金丸投手は「いいボールを投げているな」

Q.金丸投手のピッチングはどうだったか
「点は取られたが、全体的には『いいボールを投げているな』という印象がありました。審判も外国人で、ちょっとストライクゾーンが日本より狭いような印象があったが、このキャンプで取り入れたカーブやチェンジアップとか、そういうボールをうまく使えていたので。あのボールが使い出すと、いいストレートでもっと生きてくる。そういう中では、ボールも違う、いろんなものが違う中で取り組んでやって、しっかり結果として出ていたので、僕は来季すごく楽しみな登板になったと思っています」(矢野さん)
Q.金丸投手の選出について
「メジャーリーガーがどれだけ参加するかにもよると思うが、僕はサプライズ的にはあるかもしれないと思っています。これから日本代表を背負っていくっていう部分でも、(金丸投手を)選んでいきたいっていう思いも、井端監督の中にはあるかもしれないなと。経験させたいっていう」(矢野さん)
今後の侍ジャパンの日程

今後の侍ジャパンの日程について、出場選手30人の決定は年内か年明けに発表すると井端監督が方向性を示しました。
そして2月中旬には宮崎県での直前代表合宿、3月からはWBC本選が始まります。
初戦の台湾戦は3月6日です。
メンバーが誰になるのか、そしてメジャー組が参加するのかが注目されています。
18日の中日スポーツは「井端監督、大谷、由伸らは返事待ち」と伝えていました。
侍ジャパンの井端監督が17日、来年3月のWBCに向け、日本人メジャーリーガーには、窓口となるWBCIという大会主催者へ既にオファーを出していて、現在は返事待ちの状態だということです。
メジャー組の招集には、WBCIに希望選手を伝えて、参加可否もWBCIから返答をもらう仕組みとなっています。
井端監督は、「(リストは)9月ぐらいに出している。メジャーリーグは全員名前を書いている。1日でも早く(WBCIからの)返事は欲しい」と話しているということです。
今後の侍ジャパンの動きに注目

Q.メジャー組が返事待ちだと、国内組の召集にも影響が出そうだが
「出ますね。やはりメジャー組の参加が早く決まることが第一。大谷選手に出てもらえないと困るでしょう」(矢野さん)
Q.誰が参加を決めるのか
「球団によっては、メジャーリーグが出せないというところもあります」(矢野さん)
大谷選手が出場するのか、ドラゴンズから何人出るのか、今後の侍ジャパンの動きに注目です。
※高橋宏斗投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。
(11月18日6:00~放送メ~テレ『ドデスカ!』より)





