新施設が続々オープン 名古屋飛ばし脱却へ 2200人収容、ライブハウス型ホールも
2025年この地方には、私たちの暮らしにも大きな影響を与えそうな新施設が続々とオープンします。
東海3県の2025年、注目ニュースはーー
「見ただけで気分が幸せになってます。1回はこの子に見せておきたかった」(街の人)
黄色い車体で「新幹線のお医者さん」として長きに渡り親しまれてきたJR東海のドクターイエローが老朽化を理由に、1月引退します。
走行時刻が公開されていないドクターイエロー。最後の最後まで見た人に幸せを届けながら、静かにレールから離れていきます。
愛知が生んだ“大スター”将棋の藤井聡太七冠。去年初めて失冠した「叡王戦」のタイトル奪還に向け、8日から挑戦が始まります。
「今年も新しいことに挑戦することを恐れずに、しっかりと実力を高めていくように取り組んでいける1年にしたい」(藤井聡太 七冠)
名古屋飛ばし脱却
そして春にも新しい話題が。
着工から約50年。名古屋-豊橋間を結ぶ国道23号「名豊道路」が、3月についに全線開通します。
国道1号で約2時間の道のりが1時間と短縮。物流に大きな期待がかかります。そしてーー
「もしかしたら推しが来てくれるかもしれないじゃないですか」(街の人)
名古屋市港区の運河近くに、船の形をした建物が完成。エンターテイメントの“名古屋飛ばし”脱却を目指そうと新たなライブハウスがオープンします。
その名は「PORT BASE」。2200人あまりを収容できる、名古屋最大級のライブハウス型ホールです。
「その規模でできるなら大歓迎ですね。ぜひ行きたいです!早くできてほしい」(街の人)
さらに4月には公立志向が強いとされる愛知県で教育改革の動きがーー
県内初となる公立中高一貫校が開校します。明和・刈谷・半田・津島の4つの県立高校に中学校が併設され6年間、継続して学ぶことができるようになります。
スケールの大きさに注目
夏以降にも新スポットが続々とオープンします。
新しい愛知県体育館として建設が進むのが「IGアリーナ」。コンセプトの一つは「ワールドクラスのエンターテインメント体験を」。そのスケールの大きさに注目です。
収容規模は客席で1万5千人、立ち見も入れると1万7千人。グランドオープンは、7月開催の大相撲名古屋場所です。
他にもバスケットボール Bリーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナになるなど、多くのスポーツイベントが開催される予定です。
「前の体育館も趣がすごくあったが、新しい体育館でいろいろな機能が備わっているところも楽しめたらいい」(名古屋市民)
「立派だなと思って、最初は幕で何もわからなくクレーンばかりだったけど、こんなでかいものができるんだなって」(名古屋市民)
Q.街の盛り上がりに一役買いそうか
「もちろん起爆剤になっていただかないといけないので、楽しみにしている」(名古屋市民)
また、ライブ公演に朗報なのは、高さが30mある天井です。これで海外アーティストのセットをそのまま持ち込むことができるといいます。
行楽シーズンおすすめ 新たなお出かけスポット
そして秋には「愛知県初」が岡崎市に誕生します。
国道1号と東名高速道路からのアクセスが可能な三井アウトレットパーク岡崎で、海外ブランドやアウトドア用品、キッズ向けなど約170の店が入り、イベントに利用できる屋外広場も整備される予定です。
「城めぐりも好きで岡崎城に行ったことがないので、帰り道ふらっとご飯を食べながらよれたらいいな」(街の人)
「どんな感じか見ておきたい。オープンしたら1回は行きます」(街の人)
そして10月。行楽シーズンに入るとーー
「エスパシオ ナゴヤキャッスル」。2020年に営業を終えた、名古屋市西区のホテルナゴヤキャッスルの跡地に10月に開業します。
名古屋城と調和するような、城郭風のデザインとなっていて、客室は100室のうち、34室はスイートルームと、高級志向となっています
Q.このホテルどう感じるか
「とても格好いい建物だね。モダンでありながら、このエリアの雰囲気とも調和している」(日本在住のニュージーランド人)
タクシードライバーは、高級志向のホテルということで期待を寄せます。
「キャッスルで泊まって乗る人は増えると思う、うまくいけば。遠いところに行く可能性はあるわな。お金があるで。チャンスだわな」(タクシードライバー)
東海地方の注目ニュース。今年はカレンダーをめくるのが楽しみな1年となりそうです。
岐阜にも注目の新施設が
他にも注目の施設があります。金華山のふもとに広がる岐阜公園に、今年春オープン予定で、レストランやカフェ、土産物店など、約10店舗が入る「楽市楽座」。
織田信長が広めた「楽市楽座」をイメージした、活気あふれる公園にしていく予定だと言うことです。