「トランプ次期大統領の影響よく見ていきたい」日銀名古屋支店長が見解　東海景気は「緩やかに回復」と予測

日本銀行名古屋支店の堂野敦司支店長は8日、アメリカのトランプ次期大統領の就任による東海地方の景気への影響について「見極める必要がある」との見解を示しました。

1月8日の会見で、堂野支店長は2025年の東海地方の景気について、日本や北米で自動車の旺盛な需要があり、高い生産指数が見込めることなどから「緩やかに回復を続ける」と予測しました。その上で…

日銀名古屋支店　堂野敦司支店長：
「（アメリカ）次期政権の財政政策、通商政策、移民政策については、当然米国の経済物価動向に影響を及ぼす可能性があることに加え、世界経済や国際金融資本市場にも大きな影響を及ぼしうると認識している」

1月中旬に控えたアメリカのトランプ次期大統領の就任によるこの地方の景気への影響を注視する姿勢を示しました。