愛知県13例目の鳥インフル確認　卵価格上昇中　Mサイズ1キロは年明けから80円値上がり320円に

愛知県半田市の養鶏場で、愛知県内で今シーズン13例目の高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。感染拡大で卵の価格も上がっています。

愛知県によりますと、1月30日午前8時25分ごろ、半田市の養鶏場から「ニワトリがまとまって死んだ」との報告があり、その後の遺伝子検査で鳥インフルエンザへの感染が確認されました。県内での感染は今シーズン13例目です。これを受けて県は、この養鶏場のニワトリ約42万5000羽の殺処分を進めています。処分数は養鶏場1カ所あたりでは県内で過去最多です。

愛知県 大村秀章知事：
「まずは消毒措置を全力でやって感染拡大防止をして、そのうえで経営再開に向けて全力で農家に寄り添って対応していきたい」

県内外の感染拡大で卵の価格は上昇中です。JA全農たまごによりますと、1月31日の名古屋エリアの価格はMサイズ1キロあたり320円で、年明けの価格から80円値上がりしています。