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児童の盗撮画像をSNSに共有 名古屋市の教諭の男起訴 愛知県警が教育委員会に「子どもの安全」依頼

07.15(火)19:11
教員らが、児童の盗撮画像をSNSグループに共有していたとされる事件で、名古屋市の教諭の男が、15日起訴されました。
起訴されたのは、名古屋市の小学校教諭、森山勇二被告(42)です。
起訴状などによりますと、森山被告は、去年9月、愛知県内の施設で、当時9歳の女子児童の下着をデジタルカメラで盗撮し、その画像を複数の教員が参加するSNSのグループに共有した罪に問われています。
逮捕当時、森山被告は容疑を認めていました。
このグループは森山被告が管理し、メンバーの名古屋市の元小学校教諭、水藤翔太被告(34)と、横浜市の小学校教諭、小瀬村史也被告(37)がすでに逮捕・起訴されています。
3人に直接の面識はなく、警察は、メッセージのやり取りなどから、互いに教員だと認識していたものとみて、他のメンバーについても、捜査を進めています。

愛知県警本部 生活安全特別捜査課 三浦久直課長:
「子どもたちの安全安心の確保にかかる政策の周知ということで依頼」
また、15日、愛知県警は、子どもに対する性犯罪が続発していることを受け、県と名古屋市の教育委員会に、防犯アプリを活用することなど、子どもの安全を確保するよう依頼文を出しました。
愛知県教育委員会 橋本具征教育部長:
「依頼を受けまず子どもたちにしっかりと危機意識を意識づけることと、学校と保護者と警察と連携しながらしっかりとした環境づくりを進めていきたい」