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セントレアの制限区域に作業員用の「三輪EV」登場 作業効率化のため試験的運用で実用性検証

06.17(火)19:30
中部国際空港の制限区域内を走るのは、三輪の電気自動車=EVです。空港の作業員の連絡用の車両として6月18日から試験的な運用が始まるのを前に、試乗会が行われました。空港の業務を支える作業員の新たな移動手段として期待がかかります。
試乗した作業員:
「近いところや車が出払っている時は、自転車で移動しているので、そういう時にあれば有効的だと思います」
空港の制限区域内を走行できる車両はこれまで、強風でも倒れないよう「原則四輪以上」と定められていました。しかし、航空各社から「小さくて1人で機動的に使える三輪車両を導入したい」との要望があり、2024年、三輪車両の使用が解禁されました。試験運用は7月末までで、三輪EVの利用状況から実用性などを検証します。
中部国際空港サステナビリティ推進室 鈴木宏幸室長:
「コンパクトで効率的な車両をどんどん増やすことで、空港全体の効率を良くしたい」