走行中の車から、タイヤが外れる事故が相次いでいます。意外な理由とは?
JAFに聞く、運転時の気をつけるポイント
レーダークルーズコントロールをはじめ、多くの人が活用している車の“運転支援”。便利な一方で、注意が必要だといいます。

JAF愛知支部 吉田英治さん:
「雨が突然降ってくると それを認識するカメラであったり、センサーがうまく認識できない」
雨など天候が悪い日は、前方との距離を測る機能が、上手く作動しないことがあるといいます。

また、突然車が車線変更して入ってきたとき、反応できないことも。吉田さんは、「常にハンドルを握って、いつでもブレーキ踏めるような態勢で運転していただければ」と注意を呼びかけました。
タイヤのトラブル増加「タイヤが外れて転がってきた」
さらに、この時期に多いというのが、タイヤのトラブルです。

2026年4月の岐阜市、交通量の多い土曜のお昼。対向車の車体後方が浮き上がり、交差点にはタイヤだけが残されたのです。

ドライブレコーダー提供者:
「車が上下にバネみたいな感じで、バウンドした感じが見えて、なんだろうと思っていたら、左後ろのタイヤが外れて転がってきた。大変驚きました」
幸いけが人などはいませんでした。
一方、けが人が出たケースも。

警察によると、2026年4月26日、三重県四日市市の市道で、SUVタイプの軽乗用車の、左側後ろのタイヤが走行中に外れました。
目撃者:
「タイヤはすごい勢いで、バーっと走ってきてました。歩行者に(危険を知らすためか)ずっとクラクションを鳴らしていた」
タイヤは、弾んだ勢いで歩道に乗り上げ、歩いていた81歳の女性に直撃。女性は、手首を打撲するなどして軽いけがをしました。
4月・5月はタイヤの“ナットの緩み”に要注意
JAF愛知支部・吉田さんによると、この時期は、タイヤのトラブルに特に注意が必要だといいます。なぜ、注意が必要なのでしょうか?
JAF愛知支部 吉田さん:
「冬用タイヤから交換して、1か月ぐらい経つ。ナットが外れて、タイヤが外れてしまうということにもなりかねない」

冬用タイヤからノーマルタイヤに交換して、約100キロ走ったころにあたる4月・5月は、ナットの初期の緩みが発生しやすく、走行中に外れる可能性があるというのです。
また、走り慣れていない道では、パンクやバーストなども起きやすいといいます。
JAF愛知支部 吉田さん:
「一般道であったら縁石にこすってしまったなどで、タイヤに損傷を与えてしまう」

長距離移動の前には、ガソリンスタンドで、空気圧の確認など行いましょう。
電装品によるバッテリートラブルも急増
昨年度、JAFの出動件数は“過去最多”を更新。そのなかでも、最近急増しているのが、「バッテリートラブル」です。

JAF愛知支部・吉田さんによると、最近の車には、カーナビやドライブレコーダー、スマホの充電といった電装品が増加。非常に電気を消費しやすく、バッテリーに負荷がかかっているといいます。

近年、エンジンが止まった状態でも充電できる車も増えていますが、バッテリーに負荷はかかっているため、望ましくないとのこと。
長距離運転が多くなるゴールデンウイーク。時間にゆとりを持って、安全運転を心がけましょう。


