1億1000万円の金箔ゴジラ 名古屋のデパートで「大黄金展」

高騰が続く金製品が一堂に集められた展示会が、名古屋のデパートで始まりました。会場では、金色に輝く巨大な怪獣も全国で初めて披露されました。
名古屋・栄の松坂屋名古屋店で始まった「大黄金展」。
小判や置物のほか、万博にあわせて金の「空飛ぶクルマ」や「ミャクミャク」まで、あわせて1000点以上の金製品の展示・販売を行っています。
最高額の商品は置時計。お値段はなんと…約1億1500万円です!
価格高騰が続いている金製品。立ち寄った人も――
「100万円くらいだったらね。もっとみんな高いものばっかりだから。見てるだけで楽しい、宝くじ当たったら買う」(70代)
「目の保養です。圧倒される」(50代)
全国で初披露の「金箔ゴジラ」

年に2回行われている恒例イベントですが、入口では多くの人がカメラで何かを撮影しています。その目線の先には?
全国で初披露!その名も「金箔ゴジラ」。
製作期間は約半年の超大作です。
高さは2メートル、幅1.8メートルのビッグスケ―ルで登場。
使用した金箔は、約5500枚です!
ゴジラにあわせ、初日の4日は映画「シン・ゴジラ」で監督を務めた樋口真嗣さんが登場しました。
「名古屋に来たら金だなという感じがする。日本一黄金が似合う街ならでは。めちゃくちゃ主張してくるというか、本当に素晴らしい」(映画「シン・ゴジラ」 樋口真嗣監督)
ちなみに「金箔ゴジラ」、1体1億1000万円で購入できるそうです。
「純金のゴジラ」も登場

さらにすべてが24金でできた「純金のゴジラ」も登場。
お値段は198万円!
ですが、開店30分後に早速――
「買います。僕もゴジラで子どものころ育ってきた世代なので、ほしいなと思って買った。安い方とはいわないですけど、良心的な値段じゃないかなと思う。細かい部分までよくできてると思う」(30代)
今回の「大黄金展」は、9日まで行われます。