日本料理店の弁当やオードブルを食べた１６人に食中毒の症状　岐阜・多治見市

岐阜県によりますと、多治見市の日本料理店「魚三」から「今月２５日に提供した弁当やオードブルなどを食べた複数人が下痢などの症状を出している」と、東濃保健所に連絡がありました。

弁当やオードブルは、２５日午後５時ごろ多治見市内の会食場で行われた懇親会で出されたもので、これらを食べた５３人のうち、これまでに３５歳から８１歳の男女１６人が下痢や発熱など食中毒の症状を訴えたということです。

保健所が調査した結果、病院を受診した７人に共通する食事がこの店の食事に限られることなどから、東濃保健所は２８日付で店を営業禁止処分としました。

原因となったメニューはまだ分かっていませんが、オードブルなどにお造りやローストビーフが入っていたということで、保健所は引き続き調査をおこない原因究明を急いでいます。