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浸水の地下駐車場 車の搬出見通し立たず 三重・四日市市

09.17(水)13:04
12日の記録的な大雨で浸水した三重県四日市市の地下駐車場で、排水作業が完了しました。ただ、取り残された車の運び出しについては、まだ見通しが立っていません。
12日夜、四日市市では観測史上最大となる1時間に123.5ミリの猛烈な雨が降り、駅前の地下駐車場が浸水しました。中部地方整備局によりますと17日午前10時、貯まった水の排水作業は完了したということです。ただ、電源が回復しておらず安全が確保できていないとして、まだ車の持ち主も立ち入りできない状況が続いていて、274台の車は取り残されたままとなっています。
こうした中、市役所では、罹災証明書や被災届出証明書の受付が17日から始まりました。
経営する下着店が被災した市民:
「店の前が川のようになっていた」「中のぬれたもの(商品)を出したが臭いがする」
市内では駐車場のほか、住宅の浸水被害は少なくとも床上が約200棟、床下が約3100棟に上っています。