他業者に比べ倍以上の発注が…2023年度の発注額は1億250万円　水道局職員による公金詐欺　三重・津市

三重県津市の職員による公金詐欺。問題の業者には他業者に比べ、倍以上の発注をしていたことが分かりました。

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24日送検された津市上下水道事業局の中村一男容疑者（56）ら3人は、市が行った水道工事を、新居利英容疑者（50）が代表を務める「新英工業」が行ったように装い、市からおよそ8万円の修繕費をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。

市の明細などによりますと、2023年度の市から「新英工業」への水道工事の発注額は、同業者の中で最も高いおよそ1億250万円でした。これは2番目に高い業者よりも6000万円以上多い額で、業者の間でも疑問の声が上がっていました。

警察は引き続き、中村容疑者ら職員側と新居容疑者との関係を捜査しています。