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受刑者が消火器噴射し刑務官がけが 傷害などの疑いで書類送検 三重刑務所

09.18(木)04:38
三重刑務所の受刑者が刑務官に向かって消火器を噴射し、けがをさせたなどとして書類送検されました。
傷害などの疑いで、17日付で書類送検されたのは、50代の男性受刑者です。
三重刑務所によりますと、男性受刑者は、今年3月、入浴の順番を待っている最中に、設置されていた消火器を30代の男性刑務官の顔に噴射し、けがをさせたなどの疑いが持たれています。
刑務官は、目や耳に軽いけがをしたということです。
男性受刑者は、駆け付けた他の刑務官らに取り押さえられましたが、その後も、取調室で暴れ、監視カメラなど約21万円相当を壊した疑いも持たれています。
事件当初、入浴を待っている受刑者は他にも10人以上いましたが、担当の刑務官は1人だけでした。
三重刑務所は認否を明らかにしていません。
今回の事件を受けて三井健二三重刑務所長は「施設内における犯罪行為は厳正に対処し、同種事件が発生しないよう収容者の動静視察、心情把握に努める」としています。