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全面禁煙なのに…岐阜赤十字病院の敷地内で職員が喫煙続ける 禁煙外来の診療報酬などを返還へ

05.26(月)16:30
岐阜市にある岐阜赤十字病院で、職員が禁煙となっている敷地内で長年にわたり喫煙していたことがわかりました。

岐阜赤十字病院によりますと、去年12月、「敷地内で喫煙をしている職員がいる」という内容の匿名の通報が日本赤十字社岐阜県支部に寄せられました。
岐阜赤十字病院では2005年5月から敷地内を全面禁煙としていましたが、全職員約550人を対象に聞き取り調査を行ったところ、看護師など16人が敷地内での喫煙を認めたということです。
これにより、診療報酬の請求要件を満たしていなかったとして、2006年6月から去年までの禁煙外来の診療報酬など計約450万円を患者や健康保険組合などに返還するということです。
病院では今後、敷地内で喫煙していた職員の処分を検討するほか、コンプライアンス研修や幹部職員による敷地内の定期巡回を実施するなどとしています。
病院は「地域の皆様や患者様に大変申し訳なく思う」とコメントしています。