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商店街のシンボル“豊臣秀吉の首”折られる 過去に信長も家康も被害 名古屋・円頓寺商店街

08.26(火)16:17
名古屋市の商店街のシンボル、豊臣秀吉像の首が折れているのが見つかりました。相当な力でなければ折れることはないという像。実はこうした被害は今回が初めてではありませんでした。

名古屋市西区の円頓寺商店街。この街のシンボルが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑の像。しかし、その1つに異変が…。
記者:「商店街の入り口に設置されているこちらの像なんですが、首の部分が無くなっていて粘着テープで覆われています」

秀吉像の首がなくなったのです。首のほかにも、足のあたりなど何か所か破損している部分が。
強化プラスチックで作られているこの像。
商店街の関係者によると、8月22日から24日までに何者かに壊された可能性があるといいます。

実は、三英傑の像が壊れるのは、今回が初めてではないのです。
6年前には、火縄銃を持つ信長像の左腕が壊され…。

3年前には家康像が跳び蹴りをされ、倒される被害がありました。
そして今回、首が折られた秀吉像。
踏んだり蹴ったりの三英傑ですが、像を寄贈した人は…。
像を寄贈した人:「ぞっとする。秀吉も気味が悪いと思っているんじゃないか」
商店街では、被害を防ぐため、像の周りにポールやコーンを設置していました。
それでもなぜ、秀吉像がこんな目に…。
近くの店主:
「さみしいよね、かわいそう。秀吉さんに恨みがあって、やったんじゃないだろうしな」
秀吉像の首は商店街の振興組合が保管していて、警察に被害届の提出を検討しているということです。