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市街地のクマに対して発砲できる「緊急銃猟」の訓練 三重・尾鷲市

08.26(火)19:16
市街地に出没したクマに対して市町村の判断で発砲できる「緊急銃猟制度」が9月から始まるのを前に、三重県尾鷲市でこの制度についての訓練が行われました。
訓練は三重県尾鷲庁舎で行われ、警察や市の職員、猟友会のメンバーなど26人が参加しました。
市街地にクマが出没した際の発砲はこれまで原則禁止で、危険が生じている場合に警察官の命令でできるなどの条件がありました。
国が9月から始める「緊急銃猟制度」では、安全確保などの条件を満たした上で、市町村の判断で発砲が可能になります。
訓練はクマが学校の体育館に侵入したなどの想定で行われ、「緊急銃猟」を実施する際の役割分担などについて確認をしました。
県の担当者は「落ち着いて緊急銃猟ができる体制をつくりたい」としています。