名古屋市職員給与 34年ぶり高水準の引き上げ勧告 広沢市長に提出

09.06(土)07:59
名古屋市の人事委員会は広沢市長に34年ぶりの水準となる3%超えの職員給与引き上げを勧告しました。
人事委員会は9月5日、名古屋市職員の給与を月給1万3533円、平均3.38%引き上げる勧告を広沢市長に手渡しました。
人材確保や育成の観点から特に若年層に重点を置きつつ、その他の職員も2024年を大幅に上回る、34年ぶりの高水準の勧告です。
名古屋市・広沢一郎市長:
「民間の方も物価上昇に追いつくだけの給与の引き上げが求められているということで、公務員の給与がそこに合わせるのが原則なので民間がそれだけ上がっているということなのかなと」
実現した場合、対象職員は約2万5000人で、人件費は年間約60億6000万円増加する見込みです。
市は勧告を検討し、市議会に給与を改定する条例案を提出する予定です。