新着
自民党の派閥の裏金事件 大野泰正被告 10日午後に初公判 東京地裁

09.10(水)12:18
自民党の派閥の裏金事件で、岐阜選挙区選出の参議院議員だった大野泰正被告の初公判が、10日午後開かれます。
大野泰正被告(66)は政治資金規正法違反の罪で、去年1月に在宅起訴されました。
起訴状によりますと大野被告は女性秘書と共謀し、2018年から2022年分の政治資金収支報告書に、旧安倍派からのキックバック約5100万円を記載しなかったとされています。
大野被告は去年1月の会見で、「収支報告書の作成はすべて事務所スタッフに任せていた。関与したことはない」と述べていました。
また事件を受けて自民党を離党し、今年7月の参議院選挙への出馬を断念していました。
一連の事件で国会議員として立件された被告の正式裁判は初めてです。初公判は東京地裁で午後1時半から開かれます。