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議長らの公用車を活用…児童の熱中症対策で町が車で下校させる取り組み 通学距離長い低学年の21人を対象に

07.01(火)21:09

岐阜県川辺町では、児童の熱中症対策として、7月1日から車で下校させる取り組みを始めました。 教師: 「水分補給をしっかりしたり、寄り道をしないように歩いたりして、安全に下校してください」 川辺町にある川辺西小学校では、帰りの会を終えた児童らが黒塗りのミニバンに乗り込みました。 対象となるのは、町内3つの小学校に通う1・2年生のうち、通学距離が2.5キロ以上の21人で、普段は町議会議長らが乗る公用車に、教師が同乗して家まで送り届けます。 保護者: 「できるだけ熱中症対策はさせているんですが、どうしても途中で水がなくなってしまったりとか心配していましたので、車で送っていただけるのはタイミングとしてもありがたい」 川辺町の木下宙町長: 「なんとか手を打たないと命の危険があるということを感じましたので、まずはできるところから動き出しました」 町は今後、一度に多くの児童が乗車できるマイクロバスの導入や、高学年への拡大も検討していくということです。