新着
乱用が問題の合成麻薬「フェンタニル」を巡り立ち入り検査 愛知県

07.01(火)19:23
合成麻薬「フェンタニル」を巡り、原料となる物質を取り扱う可能性のある事業所に対し、愛知県が立ち入り検査を始めました。
愛知県が立ち入り検査を始めたのは、「フェンタニル」の原料となる物質を取り扱う可能性のある、名古屋市や豊橋市などの26の事業所です。
「フェンタニル」は末期がんの患者の痛みを抑えるためなどに使用される医療用麻薬ですが、世界的に乱用が問題となっていて、厚労省は30日に都道府県に対して、事業所に立ち入り検査を行うよう通知していました。
通知では、不自然な量の発注などがあった場合には積極的に届け出るよう、県が業者に指導することになっています。
愛知県は7月10日までに立ち入り検査を完了する予定です。