【続報】近所の人は「会話より大きな声」を聞く…路上に腹を切られたようなケガをした男性 “逃げた男”の手がかりなし

　岐阜県岐阜市の路上で2025年1月24日午前、男性が刃物のようなもので切りつけられたと通報があり、警察は通り魔事件の可能性もあるとして、捜査しています。男性は病院に搬送されましたが意識はあるということです。

■男性が切り付けられたか…朝の住宅街が緊迫

　午前7時ごろ、岐阜市鷺山の路上で、30代から40代くらいの男性が倒れているのを通りかかった人が見つけ通報しました。

＜通報＞ 「男性が刺されたような感じで、誰かにやられたと言っている」 男性を目撃した人： 「白いフェンスの下あたり、フェンス寄りに倒れていた。グリーンのボアというか、そういうのを着ている感じ」 　 現場は、岐阜駅から北に長良川を挟んでおよそ4キロの住宅街。多くの捜査員や警察犬が行き交い、ものものしい雰囲気に包まれました。

■現場近くからは刃物も…近所の人は「会話よりも大きな声」を聞く

　男性は腹を刃物で切られたようなケガをして、病院に搬送されましたが意識はあり、「男から切りつけられた」と説明したということです。

その後、現場近くからは血のついた刃物が見つかりました。 近所の住民： 「会話よりも大きな声で。朝すごく静かだから響くんですよ。長野で事件があったばかりだから、こんな身近で起きてしまってちょっとびっくりですね」

■現場近くの小学校は保護者が児童の迎えに

「逃げた男」について手がかりがないまま、現場近くの小学校は下校時間を迎えました。 事件を受けて、現場近くの小学校では保護者が児童の迎えに来ていました。

男性は逃げた男について、身長165センチくらいで、黒い服に白のマスクをつけていたと話していて、警察はパトロールなどを強化しています。