GW最終日 オープン遅れた外国パビリオンどうなった? 5月1日から見学できるようになったインド館 一方ネパール館はいまだメド立たず

大阪・関西万博で話題となっているのが、始まってもなかなかオープンせず、逆に「まだ出来ていない」ことに注目が集まっているパビリオンです。
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(大石邦彦キャスター 4月14日 開幕翌日)
「インドパビリオン、建物の周辺に電気の配線がむき出しになっている」
(大石 4月23日 開幕10日目)
「きょうは整備されていて、外構は準備万端のようだが、まだオープンできていないということは、中がまだ整っていないのか」
SNS上では「万博のサグラダ・ファミリア」だと話題になり、開館していないことを確認にくる来場者も。
(インド館を訪れた人 4月27日)
「まだ完成していないから、どんな感じかなと思って見にきました」
「気になります。お国柄とかあるんじゃないかと思うんですけれど。のんびりした国なんだと思います。がんばってほしい」
(来場した日本に住むインド人)
「インド人はポジティブですから。ノープロブレム(問題ない)です。インド人もびっくり」
インド館は5月1日オープン どんな内容?
そのインドパビリオンが、ついに…
(スタッフ)
「予約なしで入れます」
(大石 きょう)
「インド館、ようやくオープン。インドの時間軸を表しているオブジェも回っています。インドパビリオン、時計の針がようやく動き始めました」
5月1日から見学できるようになったインドパビリオン。その内部にはおととし、月に着陸した無人探査機「チャンドラヤーン3号」のレプリカなどが並んでいます。
(来館者)
「民芸品などが飾られていて異国情緒あふれる感じ」
「楽しかったです。未来のインド」
なんとかオープンできて安堵しましたが、きょうの段階でもオープンしていない海外パビリオンがこちらです!
(大石)
「インドのお隣の国、ネパールパビリオン。柵がはられています」
工事費用の一部が建設会社に支払われず、今年1月中旬から作業がストップしてしまったというネパールパビリオン。いまだオープンのめどは立たず、現在は立ち入りができなくなっています。
「立ち入り禁止」はパビリオン以外にも
そして、パビリオン以外でも、立ち入り禁止になってしまった場所が。
(大石)
「樹齢6500年の木々が130本以上立ち並んでいる『文明の森』。万博屈指のパワースポットになっていたはずなんですが、今は入れません」
中に入って散策できるはずですが、4月にSNSに投稿された動画では、手で押された木が左右に揺れていました。安全性を指摘する声が上がり、博覧会協会が4月28日から立ち入り禁止にしたのです。
(名古屋から)
「歩きたかった。歩いて写真撮りたいよね」
大阪・関西万博。連日の人気ならでは?今後もさまざまなことに注目が集まりそうです。