新着
名刺交換した26人の個人情報を“無断登録” 勝手にアジア大会のボランティアに… 名古屋市議会・上園晋介副議長

05.26(月)11:55
名古屋市議会の副議長が、個人情報を無断で使用し、アジア大会のボランティアに登録していた問題で、市議会の各会派は同様の無断登録がないか、所属議員へのヒアリングを進めています。
【写真を見る】名刺交換した26人の個人情報を“無断登録” 勝手にアジア大会のボランティアに… 名古屋市議会・上園晋介副議長
名古屋市議会の副議長を務める上園晋介市議は、過去に名刺交換をした26人の個人情報を無断で使い、アジア大会のボランティアに登録していたことを認め、25日に謝罪しました。
(名古屋市議会 上園晋介副議長)
「問い合わせが来ていると知り、内心ビクビクしていたのが本当に情けない心情でした」
市議会の一部の会派では、議員1人あたり30人のボランティアを集める目標が設けられていて、上園氏が所属する「名古屋民主」は、期限までに議員17人で748人を集めたということです。
登録されたボランティアの数は3つの会派で2700人以上にのぼり、各会派は、25日から所属議員に対し、同様の無断登録がなかったかヒアリングを進めています。
(名古屋市 広沢一郎市長)
「プレッシャーを感じてよろしくないことに至ってしまったことは、極めて残念なところ」
名古屋市によりますと、大会事務局には「身に覚えのない登録メールが届いた」という問い合わせが12件寄せられていて、確認を進めているということです。