ケガの様子等で方針変更…名古屋の住宅街に現れたニホンカモシカを“捕獲”へ 一時的に飼育し治療のうえ山間部に

　2025年6月2日朝から名古屋市名東区の公園に現れていたニホンカモシカについて、市は見守りを続ける方針でしたが、2日夕方、麻酔して捕獲することを決めました。 　ニホンカモシカは、6月2日朝から名東区内の住宅街にある廻間公園にとどまっていて、市は公園を立ち入り禁止にして、見守りを続けていました。 　市は、人に危害を加えない限り見守りを続ける方針でしたが、すでに生息地から遠く離れ、後ろ足にケガをしている様子もあることから、麻酔をして捕獲することを決めました。 　ニホンカモシカは午後7時現在もまだ公園にいますが、国の特別天然記念物のため、現在、文化庁からの捕獲の許可を待っている状態だということです。 　捕獲後は、一時的に飼育し治療をしてから、山間部に放す予定だということです。