
時間無制限×食べ放題で1000円…りんご狩りで大人気の果樹園 直売所では量り売りや新鮮なジュースも

岐阜県高山市の「堤果樹園」は、昼夜の寒暖差が生む濃厚な甘みとシャキッとした食感のリンゴが自慢の人気の農園です。時間無制限で楽しめるリンゴ狩りは、家族連れや観光客に大人気です。
■完熟の見極めは“お尻の色”がポイント
標高約800メートルの岐阜県高山市の「堤果樹園」では、朝晩の寒暖差が大きいことから、甘みと酸味のバランスがよく、 “シャキッとした”食感のリンゴが育てられています。
サッカーコート約5面にあたる3.5ヘクタールの畑に3000本ものリンゴを育てていて、時間無制限・食べ放題(中学生以上1000円)でリンゴ狩りが楽しめます。
堤果樹園の担当者: 「お尻の色を見て収穫するのがいいです」 収穫のポイントは、お尻の色。緑から黄色に変わったら、完熟のサインだといいます。
担当者: 「採り方は、逆さにしてこうすると、ここで折れるので」 収穫のコツは、逆さにしてくるっと。比較的簡単に収穫することができます。
この時季に旬を迎えているのは「シナノドルチェ」。イタリア語で甘いデザートを意味するドルチェの名の通り、果汁が多くて甘く香りが良いのが特徴です。
この辺りでは、2025年の夏は夜雨が降り、昼は晴れる日が多かったため、みずみずしく糖度の高いリンゴに育ったといいます。 リポート: 「シャキシャキ。香りが口いっぱいに広がりました。ドルチェという名前に相応しいリンゴです」
■採れたての味をそのまま楽しめる直売所
堤果樹園は親子4代で営む老舗の農園で、地元には根強いファンがいます。 客: 「地元です。大人になってからは久しぶりです」
持ち帰ったリンゴは、ビニール袋で密封して冷蔵庫で保存すると、水分を逃さず、シャキシャキ感が長持ちします。 併設の直売所では、リンゴの量り売りのほか、農園で採れたリンゴを絞った「飛騨APPLESジュース」(700円)なども人気です。
受け継がれてきた里山の恵みが、この秋も変わらぬおいしさを届けます。 2025年10月14日放送





