クマ目撃の増加受け臨時の校長会　全学校にクマよけスプレーや電子ホイッスル配布　岐阜・下呂市

岐阜県下呂市によりますと、市内でのクマの目撃情報は、2025年4月から29日時点で39件となっていて、すでに2024年度全体の29件を上回っています。

こうした状況をうけ、市教育委員会は29日、臨時の小中学校長会を開き、子どもたちをクマ被害から守るための安全対策について、協議を行いました。

クマの目撃があった場合に職員および警察による巡回、保護者による児童らの送迎や緊急時のスクールバスの乗車対応などを徹底するよう周知されました。

また、クマの目撃が朝や夕方など児童らの登下校の時間と重なっていることから、全学校にクマよけスプレーや電子ホイッスルなどが、配られました。

下呂市立馬瀬小学校 山下和博 校長：

「教員もグッズがあるとついて回ることができるので安心できる対策だと思います」