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五十鈴川を遡る形で引っ張る…20年に1度の伊勢神宮『式年遷宮』で使われる御神木“御樋代木”が内宮へ

06.10(火)06:20

2033年の「式年遷宮」で使われる御神木が、2025年6月9日、三重県の伊勢神宮・内宮に到着しました。 9日午後、伊勢神宮・内宮の宇治橋前に3本の大きなヒノキが到着しました。20年に一度の式年遷宮で使われる「御樋代木(みひしろぎ)」と呼ばれる御神木で、長野県と岐阜県の山から切り出されました。 長さ6.6メートルの御神木は五十鈴川へとおろされ、降りしきる雨の中、法被を着た神宮職員ら総勢300人が「エンヤー」と掛け声をあげながら、川を遡る形でおよそ1.5キロ引っ張りました。 内宮に曳き入れられた御神木は、お祓いされて清められたのち、五条殿へと納められ、あすは外宮にも御神木が到着します。