新着
名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件 贈賄側の広告会社役員に懲役1年・執行猶予3年の判決

09.17(水)12:21
名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件で、贈賄の罪に問われた広告会社役員に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、広告会社役員の桑原清美被告(54)は、2023年から2024年にかけて名古屋市の観光客誘致事業で業務を受注できるよう便宜を図ってもらった見返りに、市の元担当課長、大塚勝樹被告(62)に11回にわたって計約28万円を渡したほか、預けていた約14万円の返済を免除したとされています。
17日の判決で名古屋地裁は「賄賂の供与を1年9カ月にわたって繰り返し、総額も少ないとは言えない」とした一方、反省の弁を述べていることなどから、懲役1年・執行猶予3年を言い渡しました。