中国人旅行客に転売か…新幹線の乗車券を不正に発券した疑い 中国籍の男2人を再逮捕 組織的に繰り返していたか

　QRコードの予約情報で東海道新幹線の乗車券を不正に発券し、転売していたとみられる中国籍の男2人が2月25日、再逮捕されました。 　再逮捕されたのは、中国籍の徐長浩容疑者(30)と潘永キン容疑者(29)です。 　2人は2023年11月と2024年1月、不正に入手した他人名義の東海道新幹線の予約情報を、QRコードを発券機に読み取らせるなどして、乗車券あわせて14枚を盗んだ疑いが持たれています。 　徐容疑者は潘容疑者に乗車券を発券させ、中国人旅行客に転売する指示を出していたとみられるということです。警察は2人の認否を明らかにしていません。 　2人は同様の手口で、乗車券24枚を盗んだ疑いですでに逮捕されていて、警察は組織的に乗車券の窃盗と転売を繰り返していたとみて、実態解明を進めています。