「不審人物や不審物に注意」大阪・関西万博開催まで2週間余でテロ警戒　名古屋港で情報提供を呼びかけ

「大阪・関西万博」の開幕まで2週間余りです。テロにつながる可能性がある物品の密輸を防ごうと、名古屋税関は3月27日、名古屋港で貨物を取り扱う関係者に情報提供を呼びかけました。

名古屋税関では4月13日の「大阪・関西万博」の開幕を前に水際でのテロ対策を強化していて、27日は名古屋港の3カ所で広報活動を行いました。このうち、名古屋港稲永ふ頭にある港の関係者向けの食堂では、名古屋税関の職員ら6人が、テロにつながる可能性がある武器や薬品などの密輸について、情報提供を呼びかけるチラシを利用者に手渡しました。

名古屋税関監視部　川瀬賢一次長：
「爆発物や生物化学兵器がテロに使用される可能性があるので、港湾で不審な人物や不審な物があったら、ぜひ税関に情報提供をお願いしたい」