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対立が続く新アリーナ計画 市民団体が住民投票の実施を求め要望書を提出 愛知県豊橋市

05.09(金)19:23
建設継続か、それとも中止か。愛知県豊橋市の新アリーナ計画の行方は市民の声に委ねられる可能性が高まってきています。
豊橋市の新アリーナ計画をめぐっては、契約の解除を公約に掲げる長坂尚登市長と建設推進派が多数を占める市議会との対立が続いています。
そんな中、市民団体「新アリーナを求める会」は9日、問題の解決には「市民の意見」が最も重要だとして計画の是非を問う住民投票の実施を求めて、市議会の伊藤篤哉議長に要望書を提出しました。
市長と議会の対立が行政の停滞を招いていると指摘したうえで投票率を高めるためにも夏の参議院選挙と同じ日に実施するよう求めています。
伊藤議長は「7月の参院選と同日になるとコストや人的な部分も節約できるということもあり、市民負担をできるだけ減らすという趣旨として理解するところ。(要望書を)どのように取り扱うか検討します」と話しました。