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自動車部品大手ジェイテクトに公取委が勧告 下請け業者から過大な振込手数料を差し引く

09.19(金)19:04
自動車部品大手のジェイテクトが、下請け代金の額から実際の振込手数料より多い額を差し引いていたとして、公正取引委員会から勧告を受けました。
19日午前、下請法違反に当たるとして勧告を受けたのは愛知県刈谷市に本社がある自動車部品大手「ジェイテクト」です。
公正取引委員会によりますと、2022年12月〜2024年11月、自動車部品などの製造を委託する374の下請け業者に対し、振込手数料は下請け業者の負担とすることで合意していましたが、代金から実際の振込手数料より多い額を差し引いていたということです。
違法に差し引かれていた総額は177万円余りです。
ジェイテクトは原因を「会計システムの不備によるもの」と説明していて、実費を超えて差し引いた分は、すでに返金しているということです。