被害総額約4億超か　アルファードなど高級車狙った窃盗グループ指示役とみられる男3人を逮捕・送検

アルファードをはじめとする高級車を狙った窃盗グループの指示役とみられる男3人が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕・送検されたのは、いずれも名古屋市に住む酒向秀典容疑者（37）、熊谷高志容疑者（44）、筒井隆嗣容疑者（33）の3人です。

警察によりますと、酒向容疑者ら3人は、すでに逮捕されている実行役の2人と共謀して、2024年4月20日未明、北名古屋市の駐車場からトヨタのアルファード1台（時価約500万円）を盗んだ疑いが持たれています。警察は3人の認否を明らかにしていません。

3人は指示役とみられ、実行役の2人に盗む車の情報を伝えたり、犯行に使うための道具を提供したりしていたとみられています。

3人は2023年3月から2024年4月までの間に愛知県内で発生した、プリウスやランドクルーザーなど、125件の窃盗事件にも関与しているとみられ、被害総額は約4億2500万円にのぼるとみられています。

警察は、ほかにも事件に関与している人物がいるとみて、グループの実態解明に向けて捜査を進めています。