12日、名古屋市内のクリニックを訪れると、この季節に毎年花粉に悩まされている人が。
さらに、そこには小さな子どもの姿も。
4歳と5歳のこちらのきょうだいも目のかゆみなど、花粉症とみられる症状が出ているといいます。

子どもの花粉症は約10年前に比べて増加傾向にあり、2014年の調査では、0~16歳の子を持つ親に聞いたところ、約3割が花粉症と回答していましたが、2024年には約4割にまで増加。その平均発症年齢は6.5歳。
難しいのが風邪との見分け方。どのように見分ければいいのか聞いてみると…
名駅ファミリアクリニック 田島光浩院長
「サラサラの鼻水が2~3週間続くなど長引く症状かつ、この時期に始まると(花粉症が)疑わしいです」
子どもも苦しめられる“花粉症”。症状を抑えるためには家でできる簡単なことから意識するのが大切だといいます。
名駅ファミリアクリニック 田島光浩院長
「お子さんはマスクを嫌がるとか、目をかくのをは防げない子が多いので、家に戻られたらすぐお風呂に入るとか家の中に花粉を散らばらないような工夫が大切」

なぜ子どもの花粉症が増加しているのか?
アレルギーに詳しい藤田医科大学の近藤康人教授によると主に理由は2つあるということです。
ひとつは「花粉の増加」です。夏の猛暑日が増え、花粉を飛散させる雄花の芽の量も暑さで増えるため、花粉そのものの量が増えていることが理由の1つだといいます。
もうひとつは「昔に比べて清潔な環境」です。
近藤教授によると近年は泥だらけになって外遊びをする機会が減り、細菌に触れるタイミングが減った結果、本来害のない花粉に対して免疫反応を起こして花粉症を発症することが増えたということです。


