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酒を飲んだ状態で車を運転“ひき逃げ死亡事件” 被告(26)を殺人罪で追起訴

08.29(金)01:21
今年2月、名古屋市緑区で女性がひき逃げされ死亡した事件で、名古屋地検は29日、すでに起訴されている男について殺人罪で追起訴しました。
殺人の罪で追起訴されたのは、愛知県東郷町の無職・斎藤晟将被告(26)です。起訴状などによりますと斎藤被告は今年2月、名古屋市緑区で木下晶子さん(当時58)を車ではね、約140メートルにわたって引きずり、殺害した罪に問われています。斎藤被告はすでに酒を飲んだ状態で車を運転し木下さんにけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃走した罪に問われていて、今年4月に開かれた初公判で起訴内容を認めていました。
警察は当初から、斎藤被告が木下さんを故意にはねた疑いがあるとみて調べていましたが、名古屋地検はその後の鑑定の結果などを踏まえ斎藤被告の行為について、殺意を認定し罪名を変更した上で、追起訴したとみられます。