
上映に関する条件達成できず…“ご当地映画”巡り市が交付した補助金2000万円の返還求める「誠意ある対応を」

03.27(木)21:12

岐阜県関市が2000万円の補助金を出した「ご当地映画」を巡る問題で、市は2025年3月27日、全額の返還を求める通知を出しました。 岐阜県関市によりますと、2023年、市内を舞台としたご当地映画の制作を募り、兵庫県の会社「イロハ・スタンダード」の提案を採用し、合わせて2000万円の補助金を交付しました。 しかし、「2025年3月末までに複数の映画館で4週間以上上映する」という条件を達成せず、市は27日、イロハ・スタンダードに対し、補助金2000万円全額の返還を求める通知を出したということです。 市の担当者は「相手には誠意ある対応をしてほしい」とコメントしています。 映画「名もなき池」は28日午後、兵庫県洲本市の映画館で初めて公開される予定です。