事実上の封鎖状態が続いているホルムズ海峡を、日本に寄港するタンカーが通過したことがわかりました。
【写真を見る】ホルムズ海峡を通過したタンカー「出光丸」 5月に名古屋へ なぜ通過できた?今後の見通しは?
現在の国際情勢下で、なぜこの船が通過できたのか、そして今後の見通しについて解説します。
ホルムズ海峡通過「出光丸」とは?
(大石邦彦アンカーマン)
ホルムズ海峡で動きがありました。アメリカがイランを攻撃して以来、事実上の封鎖状態が続いていたんですが、日本に寄港するタンカーがホルムズ海峡を通過しました。しかも、東海地方にやってくるということなんです。タンカーの名前は「出光丸」です。
まだ詳しいことはわかっていないんですが、日本人の乗組員は3人、原油の積載量は200万バレルです。ちなみに1日の日本での原油の消費量は大体同じぐらいですから、これが多いと見るか少ないと見るかというところです。
なぜ「出光丸」はホルムズ海峡を通過?
当時、ホルムズ海峡には42隻いた日本関連の船の中で、なぜ出光丸だったのかという点ですが、高市総理はこれも政府の外交努力だと成果を強調しています。
一方、イラン側なんですけども、1950年代の日章丸事件からの歴史的背景を挙げています。
「出光丸」はいまどこに?5月に名古屋へ
では、この出光丸は今どこにいるんでしょうか。現状を見てみましょう。
今はインドの西側にいます。ホルムズ海峡からずいぶん来ました。名古屋に向かっていて、5月18日に日本に到着するということなんです。
シンガポールや台湾を経由 知多半島の製油所へ
ルートを確認してみると、インドの南を通って、そしてシンガポール、台湾、日本の知多半島の製油所に向かうということなんですよ。
これを皮切りに、その他のタンカーもホルムズ海峡を通過するのかどうか、現時点では不透明な状況です。


