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ノーベル平和賞の日本被団協 金本弘さんが出席へ「亡くなった先人の写真を持って…」ノルウェー・オスロで授賞式
12.04(水)17:17
12月10日に北欧のノルウェーで行われるノーベル平和賞の授賞式を前に、式に出席する日本原水爆被害者団体協議会の、この地方の役員が受賞への思いを語りました。
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(日本被団協 代表理事 金本弘さん)
「たくさんの人に喜ばれる励ましの賞だと日に日に実感しています。(受賞を聞いた)あの時の感動、『え~!』という思いは今でも覚えています」
日本原水爆被害者団体協議会、いわゆる被団協は、1956年に結成された被爆者の全国組織で、被爆者への支援をはじめ核兵器廃絶を旗印に、日本を含む各国の政府や国連への働きかけなどの活動を行い、ことしのノーベル平和賞に選ばれました。
広島に生まれ生後9ヶ月で被爆した日本被団協東海北陸地域の代表理事、金本弘さんは、12月10日にノルウェーのオスロで開催されるノーベル平和賞の授賞式に出席予定で、4日は出発を前にした会見で受賞への思いを語りました。
(日本被団協 代表理事 金本弘さん)
「すでに亡くなった先人の理事会長たちが(受賞を)聞いたら、きっと喜ぶと思うんですね。懐に彼らの写真を持って、一緒に受賞したいと思います」
金本さんは12月8日に出発して授賞式に出席するほか、現地の大学生らに被爆体験を伝える活動などを行い、12月13日に帰国する予定です。