もめていた愛知県豊橋市の新アリーナ問題は「建設」で決着 住民投票の結果を受け整備事業再開へ

07.28(月)18:11
愛知県豊橋市の新アリーナの建設をめぐる住民投票の結果を受け、長坂市長は7月28日、事業者への契約解除の申し入れを撤回したと明らかにしました。
豊橋市の新アリーナの建設をめぐっては、計画中止を公約に掲げ当選した長坂尚登市長が事業者に対し契約解除を申し入れていて、推進派が多数を占める市議会との対立が続いていました。
7月20日、計画の継続の賛否を問う住民投票が行われ、賛成が反対を上回りました。これを受けて長坂市長は7月28日の定例会見で、事業者への契約解除の申し入れを7月22日に撤回し、新アリーナ建設に向け動き始めたことを明らかにしました。今後は、工事の再開や開業の時期などについて、事業者と協議を進めていく方針です。
豊橋市長 坂尚登市長:
「公約が実現できなかったのではという指摘は真摯に受け止めなければならないが、(住民投票の)投票の結果は何においても最も尊重しなければならない」