10歳未満の男の子がはしか感染し入院　ベトナムで感染か　発症日に利用の施設を公表　岐阜県

岐阜県によりますと、はしかに感染したのは岐阜県瑞浪市に住む10歳未満の男の子で、現在入院しているということです。

男の子は4月25日にベトナムから帰国し、4日に発熱や咳などの症状がみられ、県内の医療機関を受診しました。

9日に肺炎と診断され入院し、遺伝子検査の結果、はしかへの感染が確認されました。

ベトナムで感染した可能性が高いとみられ、男の子の家族は現在経過観察中だということです。

男の子は発症した5日、午後2時から3時頃にかけて「スギ薬局多治見南店」を、午後6時から7時頃にかけて「スーパーセンターオークワ瑞浪店」を利用したということです。

県は同じ時間に施設を利用した人で、3週間以内に発熱や咳などの症状が出た場合、速やかに保健所に連絡するよう呼びかけています。

岐阜県内ではしかの感染が確認されたのは今年に入って3例目で、過去5年で最多となっています。