三重県紀北町で、養殖岩ガキの出荷が最盛期を迎えています。 紀北町の名倉湾では、波の穏やかな入り江を利用し、500メートルほど沖合いに浮かべられたイカダで岩ガキの養殖が行われています。 2年半ほどかけて育て、次々に水揚げされた岩ガキは、紫外線で滅菌した海水におよそ24時間入れて浄化し、出荷されます。 冬に獲れるものよりひと回り大きく、濃厚でクリーミーな風味が人気で、およそ1万個が全国に出荷されます。