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ショート動画や伸びしろのあるコンテンツ作りが突破口!怪談・ホラー系コンテンツでナナフシギがYouTube登録者数100万人を目指す

悩めるYouTubeクリエイターを相手に、プロ集団がガチコンサルする『辛口クリエイター塾』。超人気ゲーム実況者、YouTubeアナリスト、YouTubeプロデューサーといった専門家ぞろいのレギュラー講師陣のほか、チャンネル登録者数27万人を超える『謎解き統計学チャンネル』のサトマイがゲスト講師として集まり、相談者のチャンネルV字回復に向けて辛口アドバイスをしていきます。

【動画】「呪われている!」そのやり方だと・・・怪談界で今もっとも勢いのあるナナフシギが登場!

第21回目の相談者は、怪談・オカルト界で人気急上昇中のお笑いコンビ・ナナフシギ。ファンが定着してきた一方で、新規の視聴者が増えず伸び悩んでいるという悩みが。

講師陣からはショート動画の活用やユーザーの意見との向き合い方について、さまざまな助言が飛び出し…。

【File.57】新規ユーザーの獲得には、新規用の動画コンテンツが必要!

怪談やオカルトをテーマに、さまざまな企画を行っているナナフシギ。霊感があるという大赤見ノヴが自身の心霊体験を紹介したり、都市伝説を紹介したりと、さまざまなコンテンツを配信しています。


2019年に開設されたYouTubeチャンネル『ナナフシギ【公式】』は、チャンネル登録者数が22.5万人で、動画は1,355本アップされています(2023年8月23日時点)。

体験に基づいた怪談話をテレビで披露しようとすると、コンプライアンスの都合で「怖さを弱くして!」という注文がきてしまい、YouTubeで配信するようになったそう。現在は、笑いの要素をプラスし、マイルドにした怪談コンテンツをアップしています。


そんなナナフシギの悩みは、再生数の伸びが止まり、安定してしまっていること。

週2回の生配信で視聴者とコミュニケーションをとることで、ファン化はできているそう。一方で視聴者がなかなか増えず、コミュニティーが確立されていることで新規の視聴者が入りづらくなっているといいます。


マンガ・アニメ系YouTubeプロデューサーの石黒燦は、実際の動画を観て「オープニングトークが結構長い」と指摘。怖いサムネイルで視聴者を引き付けているのに、本題に入る前に離れてしまっていると言います。

また、トーク内容がすでに確立しているコミュニティー向けになってしまい、新規の視聴者が入りづらい雰囲気があるようです。


これを解決するには、動画内容を新規用とコミュニティー用で差別化し、ヒーローコンテンツを作るといいのだとか。

新規向けには怪談本編にすぐに入れるように構成し、長尺動画や生配信ではコミュニティーの視聴者が楽しめる内容にするという助言もありました。

【File.58】怪談・ホラー好きは「日常のダークな部分」が知りたい!?

サトマイは、ナナフシギの「オモロ怖い話」ができる点を圧倒的な強みだと分析。動画にも活かすべきだと話します。


反対に、「怪談特化型チャンネル」にはしないほうがいいという意見も。

新規視聴者を獲得するためには、遺品整理をしている人や事故物件を取り扱う不動産、心霊体験をしたことがある看護師など、「日常のダークな部分」を見せられるコンテンツになるようなコラボが有効的だと話します。

TikTokでは日常で見られない裏側などの動画がバズっており、ナナフシギの動画もショート動画に転用しやすいという提案も。


ドズルは、今のスタイルでは頭打ちしてしまい、新規登録者の獲得には限界があると話します。

物事を俯瞰でとらえる「メタ視点」を持って、現在の延長線ではなく、新しく伸びしろのあるコンテンツを見つけることが大切。そのひとつとして、ショート動画もより力を入れて作ることを勧めます。


都市伝説系のコンテンツは、惹きやインパクトで再生回数を集めるなど、動画スタイルを工夫することでファンになってもらえることも。

ナナフシギの2人は年齢のことを考え、短期間で勢いをつけてコンテンツの数字をあげていきたいと意気込みます。


実はサトマイも高校生まで霊感があったと告白!過去にネットで流行した「くねくね」などの階段を、解説してほしいというリクエストも飛び出します。

動画内でも考察を入れているようですが、考察になった途端に視聴が減ってしまうのだとか。これについて石黒は、既出の怪談は「考察動画」として打ち出すと、考察が聞きたいユーザーが集まると解決策を話します。

【File.59】視聴者の声を聞きすぎると同じ動画になってしまう!?

ナナフシギの動画について、ドズルは2人の掛け合いやほかにはない取り組みが面白いと評価します。


心霊スポットに行くなど、体を張った企画を公開した際には、視聴者から厳しい声が集まることも。ドズルは本人が嫌な企画でなければ、ユーザーの声は聞きすぎない方がいいとアドバイスします。

一定の数字が付いたコンテンツにはさまざまな意見が集まるため、ユーザーの意見を聞いてしまうとできることが限られてしまい、似た動画になってしまうそう。


講師陣のアドバイスを聞き、短期決戦でチャンネル登録者数100万人を目指すと意気込んだナナフシギ。今後はショート動画により力を入れて取り組んでいくようです。

ドズルからは、過去に出回ったネタもショート動画でやっていくべきだと助言します。注目度が高まるとコメントが増えることで再生されるため、プライドを捨ててバズっている動画を配信することも大切です。

アフタートークでは、ユーザーの意見との向き合い方など、多くのクリエイターが悩むことについて講師陣が語り合います。

『辛口クリエイター塾』

【地上波放送】
毎週火曜日 テレビ愛知 → 中京テレビ → CBCテレビ → 東海テレビ の順で放送!
詳しくは番組HPをご確認ください。

【配信】
放送の翌日水曜朝8時にLocipoでディレクターズカット版(アフタートークなど)を配信予定。
Locipoプレイリストはこちら

【番組HP】
https://locipo.jp/pr/karakuchi-creater/

【出演者】
レギュラー講師陣:ドズル、関口ケント、石黒燦
ゲスト講師:サトマイ
ゲスト:ナナフシギ

※記事の内容は放送当時のものです。

辛口クリエイター塾

悩めるYouTubeクリエイターに対し、ネットメディアの専門家である講師陣が辛口でガチコンサルする

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